患者様のお口の中は、あごの減り具合、噛み癖、あごの粘膜の硬さ、上と下のあごの位置関係、
あごの関節の動き方など、複雑な状況が絡み合っています。それらの問題点を解決できなければ、見た目が良くても噛めない、痛い、落ちやすい、発音しにくい入れ歯になってしまいます。
「入れ歯が合わない!!」それは「噛み合わせ」が原因かもしれません。入れ歯がピッタリしていても、噛み合わせが悪いと、入れ歯は動きます。その結果、痛みが出たり、外れたりします。
当院では、入れ歯を作る前に必ず噛み合わせ診断を行います。
噛み合わせを多角的に診断する為に、
(1)噛み合わせ検査、(2)セファロ分析、(3)コンピューターによる顎関節の診断をします。その上で、個人のかみ合わせにあった入れ歯をお作りしています。
噛み合わせが0.1ミリ単位で合わなければ「噛める」「笑える!話せる!」「痛くない!」入れ歯にはなりません。
「人の口の中は千差万別。ひとつの治療方法だけに頼るのではなく、一人ひとりのお口の状態に合わせ、様々な治療方法や技術を組み合わせ統合して入れ歯作りをする必要がある」とつねづね実感しているところであります。
http://www.kusaon.jp/team/honnouji/information/detail/151972